大橋 朋紘Tomohiro Ohashi
2013年入社
※掲載されている情報は、撮影当時のものとなります。
気分転換の方法は?
睡眠、漫画を読む
学生のとき頑張っていたことは?
部活動(バスケットボール)
学生の頃と違うところは何でしょう?
時間の感覚
長期休暇を取ったら行きたい場所は?
ドイツ~オーストリア
就職活動は様々な業界を知る良い機会です。やったことがないことに挑戦することは怖いので、自分から視野を狭めてしまっている方もいるかもしれません。でも、一つの業種に固執せずに視野を広げると、もっと自分のやりたいことをできる分野が見つかるかもしれません。色んな企業の話を聞いて、最後に納得のいく決断をしてほしいと思います。
仕事内容を聞かせてください。
KDDI全体として今後どのように技術開発をしていくか、方針を決める部署に所属しています。技術開発は、企画、開発、設計・建設、保守運用というステップで進められ、それぞれのチームで連携して動く必要があるので、どうすれば部署が動きやすいか考えながら、年単位で先を見据えて決めています。現在は、IoTの通信として使われるLPWA(Low Power Wide Aria)と、スマートドローン(LTEを用いて制御を行うドローン)のインフラ方針を決める担当をしています。LPWAでは、KDDIが提供するLPWAに対してどのような機能を入れるかの決定や、商用開始に向けたプロジェクトの推進に取り組んでいます。スマートドローンでは、ドローンが飛行する上空エリアの通信品質が重要になりますので、どういうふうに上空にインフラを組めばいいのか、という検討をしております。
総合職の魅力を教えてください。
私、一つのことだけを集中して取り組んでいると飽きてしまう性格なんです(笑)。だから、幅広い仕事を経験できる総合職は決め手の一つでした。学生の皆さんの中には、総合職に抵抗があって「ずっと専門職をやり続けたい」と思っている方もいるかもしれませんが、入社1~2年目では自社の中にあるたくさんの仕事の全体像を知らないので、本当に自分に合っている仕事を判断するのが難しい場合もあります。私は入社3ヶ月で栃木へ異動になり、音楽フェスや花火大会などの人が多く集まってネットワークがつながりにくくなる場所に直接行き、移動基地局車などで一時的につながりにくさを解消するという仕事をしていました。正直、入社直後の転勤は面食らいましたが、結果としてイベントにいらっしゃったお客さまと直接お会いし、感謝の言葉をいただけたことは大きなモチベーションになりましたね。総合職ならではの喜びだったと思います。
大学院時代は今とは全く別の分野の研究をされていたそうですが、入社してから現在の仕事の勉強をされたのですか?
はい。全ての業務を任せてもらえるのは入社して数年経ってからなので、1年目は勉強をする時間もあります。だから、1年目は業務時間でも勉強をしていましたね。そのかわり、メリハリを大事にして家ではあまり勉強しませんでした。大学や大学院で得た知識がそのまま仕事に活かせるチャンスがある仕事は、ごく一部だと思うんです。もちろん知識も大事ですが、考え方や仕事への向き合い方を重視する企業は多いのではないでしょうか。私は大学院時代の研究では自分の実験が失敗することが多く、なぜ失敗したのかを考えることがよくありましたが、その経験で根気強さが身につき、仕事にも活かされていると思います。